2007年09月29日

こだわりキッズコーナー体験!ビビッドスクエア「リトルツリー」

まだまだ生まれたばかりだと思っていたなび息子も、あっという間に1歳を迎えて、よたよたと歩くようになりました。あっち行けば、テーブルのイスに「ごん!」。こっち行けば、テレビ下のビデオデッキを何やら操作。予測不可能なその行く先に、だめよー!それはナイナイねー!と、必死について回る日々を送っているわけですが、その度に思うことと言えばただひとつ。

「もっと自由に、のびのびと遊ばせてあげたいなぁ。」

お外遊びで歩き回らせるという手もありますが、まだ1歳すぎくらいだと上手にお砂遊びもできないし、大きい遊具はまだまだ難しいし、かえって一秒たりとも目が離せない感じ・・・。

そんな悩みを抱えるママにありがたーいお遊びコーナーが出来たと聞き、先日なび息子を連れて遊びに行ってきました!八千代市内ではありませんが、クルマでちょいちょいと行ってきたのは船橋ららぽーとのお隣にある「ビビットスクエア」でございます。

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9月の初め頃から期間限定で設置されているのが、ビビットスクエア1階の生鮮市場「スーパーバリュー」の向いに位置するこちらのキッズスペース「リトルツリー」です。6歳までの未就学児が対象年齢だそうですが、メインは1歳〜4歳。まだまだダイナミックな遊具で遊べないような子供たちを対象に考えられたキッズコーナーだそう。
ショッピングセンターのキッズコーナーと言えば、プレイマットが敷き詰められている中に、絵本や大きなぬいぐるみ、柔らかい素材の積み木などが置かれているようなイメージがありますが、ここは「有料の預かり施設?!」と見紛うほど、見るからに良質そうな木製の遊具や玩具で溢れてます。とても無料とは思えないクオリティで、大人でもぱっと目を惹かれてしまうようなこの空間、実はとてつもなく深ーいこだわりから作られた「レンタルキッズコーナー」なんですって!

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「わいわい走り回って楽しむタイプのキッズコーナーではなく、“お家で出来ない”お家遊びが出来る場所を提供しているんです。」と語るのは、このレンタルキッズルームをビビットスクエアに貸し出している株式会社IKEYAの池谷さん。(注:似てますが、スウェーデンの家具メーカーではありません。)
リトルツリーのキッズコーナーは、あえて中央に大きなテーブルを置いたり、大きな遊具をレイアウトしたりすることで、子供たちが走り抜けられないような設計を心がけているそうです。また、遊具に木材を使うことで、万一頭をぶつけたりしても金属やコンクリートほどの衝撃が無いという安全性にも気をつけているとか。
ただし、こんな保育所のようなキッズルームですが、保育士さんを置いているわけではありません。子供たちを見守るのはもちろん保護者の役目!ママたちの自主的管理に任されたスペースです。

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まだあんよが出来ない子供でも安心して遊べるよう、1歳未満の赤ちゃん専用スペースも確保されています。「ごっちん」しないように物はあまり置かれていないものの、不安定なお座り赤ちゃんでも楽しめる厳選おもちゃを置いているということなんですが・・・こ、これはビーズコースター!!ママ友達の家に置いてあったんですが、お子ちゃま全員が黙々とハマっていた伝説?のおもちゃだわ!

そんなビーズコースターをはじめ、ここにはなかなか自分の家には置くことの出来ないような大型のおもちゃや、買い揃えることが難しい良質な木製おもちゃが溢れていました。

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こちらはDEN(デン)という大型遊具。英語で「居心地の良い住み家」という意味だそうで、実際に中に入って遊べる基地のような遊具です。ここには現在ネズミや潜水艦、お城を模したDENが置かれていますが、すべてIKEYAのオリジナル。動物や乗り物など子供たちにとって身近なものをテーマに、全部で200種類以上のDENが用意されていて、目標の500種類へ向けて今も着々と増え続けているそう!
単なる「家」ではなく、どこからでも中が見えるように窓が配置されていたり、手を挟んでしまうような隙間や子供が登ってしまわないように屋根をなくしたりすることで、子供とママ両方にとって安心・安全な遊具に仕上げられているんです。

さらに驚くなかれ。
このDENをはじめ、ここに置いてあるおもちゃは4ヶ月に1度ローテーションされるんですって!このメンテナンスサービスが、リトルツリーの安全性や独自色を支える大きなポイントなんです。
キッズコーナーという場所柄、おもちゃに歯型がついてしまったり、汚れてしまいやすかったり・・・そんな衛生面の不安をも解消するべく、メンテナンスの際にはDENもおもちゃも全て回収し、クリーニングし終えたほぼ新品な状態のものと交換・設置し直すらしいのです。
「回収したものは、薬を一切使わずに水とやすりだけで汚れを落とします。キズやへこみも丁寧に手作業で修復しますよ。削ったりして面を整えたあと、ここのおもちゃに利用している水性塗料で塗装しなおすんです。この塗料にもかなりこだわっていまして、一般的には1缶500円程度のものを使用しているところ、うちでは“ベンジャミンムーア”の無鉛塗料など1缶1万円近くするような良質塗料を採用しているんです。
鉛が入らないので発色は良くありませんし、その分きらびやかでもありません。けれども情緒を大切にナチュラル感を残した仕上がりになるので、子供にとっては最適なカラーです。」

池谷さん自身、昔から鼻が弱くて塗料のような匂いのきついものは苦手だそうです。大人の自分でも辛いと感じる塗料が、デリケートな子供にとって良いはずがない!そうした信念から探し求めたこの塗料、なんと匂いが全然気にならないんだそう。オフィスの一角で塗料を使っても、すぐ隣のデスクで仕事をする人が気付かないほどなんですって!

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こうして再びきれいになったおもちゃ達は、また違うリトルツリーのキッズコーナーへと配置されていくのです。このローテーションシステムによって、DENも新しい種類に変わって模様替えされるので、清潔さが保たれるだけではなく新しいおもちゃで遊べるという新鮮さも生み出されているんですね。
ちなみに、20冊ほど置かれている絵本も、ローテーションのたびに別の場所から回収された本と差し替えられていくんですって!この絵本もおもちゃと同じく、厳選された良質なもの。絵本選びに困っているママにも、嬉しいサービスです。

さて、こちらはDENの中。
ベンチなどがあるだけではなく、子供たちの興味を惹きつける小技が色々と隠されておりました。かぼちゃのDENからちっとも出てこないなぁ・・・と、なび息子の様子を覗いてみると、手にはスタンプのような取っ手付きの丸いものが。それを壁に向かってペッタンペッタンしてます。
ここは、マグネットのパーツを貼り付けられるコルクボードが設置されたDENでした。直接鉄板に貼り付けると、磁力が強すぎて子供たちがうまく遊べないので、上からコルクボードを貼ることで調整したそうです。

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リトルツリーのスペースには、積み木のようなおもちゃもたくさん転がっています。四角いものがあれば、面白い形をしたパズルのようなブロックだったり。これらはDENを作る際に窓をくり抜いたり、板を切ったりしたときに残る端材だそう。自然な木材の色味や模様は、どれ一つとして同じものがなく、握ったときに感じる滑らかな表面は、プラスチックのそれとは違って趣きがあります。
「積み木は万能のおもちゃなんですよ。並べたり組み合わせたり、見たて遊びをしてみたり。ひとつひとつを眺めるだけでも面白い。それにもうひとつ、木がぶつかる音というのは、金属音や電子的な音と違って集中力を妨げないんですよ。」

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積み木やDENの断面を見ると、何層もの板が貼り合わされているのが分かります。これも、出来る限り無駄な端材を出さないようにするための工夫なんだとか。
「厚い板1枚で作ろうとすると、どうしても多くの無駄が出てしまいます。そこで、薄くスライスした板を何枚も重ねて木材を作っているんですよ。ここの木材は、主に北海道産のシナ材を利用しているんですが、このシナの木というのは表面が非常に滑らかで優しい肌ざわりなんです。そうそう、合板を作るための接着材も、無添加のでんぷんのりを使っているので安全ですよ。」

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DENやキッチンセット、1畳ほどもあるロードジオラマなどの大きいおもちゃはオリジナルで作成したものだそうですが、おままごとセットや電車、レールなどの小物系は、市販されている良質なおもちゃを取り入れているそうです。
「スウェーデンを代表するブリオ社のおもちゃや、リサイクルのゴムの木を使用したプラントイ社のおもちゃなどを主に置いています。
また、採用の決め手として、“業務用に耐えられるかどうか”という点も大きく左右します。一般のご自宅で利用する分には十分な耐久性があっても、キッズルームでは沢山の子供たちが色々な使い方をしますので、例えばある程度厚みがあって簡単に折れない仕様になっているか、危険な要素が無いかどうかなど、色々と検討した上で取り入れているんです。」

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このビビットスクエアのリトルツリーは、まだ仮スペースということで床はじゅうたんになっていますが、実際には床面に衝撃吸収材を貼り合わせたコルクが敷いてあるそうです。保温効果があるので、長時間座っていても足が冷たくなったりしませんし、もし転んだとしても大きな怪我を招きません。また、じゅうたんだと表面が不安定なので、積み木がうまく積み上げられませんが、コルクなら大丈夫。
「積み上げられないから、子供は飽きて積み木を投げつけて遊び始めてしまうんです。集中して遊べる環境を考えていくと、こうした細かな気付きが重要だったりするんですよ。」

こちらはIKEYAオリジナルのロードジオラマ。芝生部分は緑のカーペットになっていて、よりリアリティに溢れた仕上がりになっています。

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自分が子供のときを振り返ってみると、こういうジオラマだったりサーキットが用意されていると、それだけでワクワクした気分になった思い出があります。車を走らせて、電車がトンネルをくぐって・・・そのうちDENを車内に見たてて遊びだしたり。
自宅で用意してあげられればとも思いますが、1畳もあるジオラマが家にあったら・・・ここで見るとさほど大きさは気になりませんが、家にソファーがやってきたときくらい、「でか!」と思うに違いありません。

“お家で出来ないお家遊び”って、結構色々ありそうです。

池谷さんは語ります。
「リトルツリーは、すべてのことについて子供の目線で考えています。子供にとってやさしい素材か?創造性を豊かにするデザインか?耐久性に優れているか?そうしたあらゆる面での安心・安全を心がけているんです。それとともに気をつけているのが“子供たちに遊びを押し付けないこと”。あくまでおもちゃはきっかけであって、子供たち自身で新しい遊び方を生み出してもらいたい!そういうおもちゃ作りを、常に考えています。」

そのためにも、まずは現場をしっかり観察して、子供たちがどのように遊んでいるのか気に掛けることが重要だとお話されていました。9月上旬から設置されたこのスペースにも、たびたび足を運ばれているとのこと。
「ここのテーブルの高さが微妙なんですよ。大きい子供さんだと簡単に上り下りできてしまうんですよね。ちょっと高くしようかと検討しているんですが、そうすると1歳〜3歳くらいのお子さんには使いづらくなってしまう・・・難しいところです。」

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リトルツリーのキッズルームを眺めては、気付き事項をひとつひとつ解消していこうとする熱心な姿勢。そうした積み重ねが、リトルツリーのこだわりを支える原動力なのかもしれませんね。

ここビビッドスクエアは、子育てママ優しいショッピングセンターを目指しているそうで、レストラン街も子供のランチを無料で提供するお店があるほど子供ウェルカム!な店舗が多いんです。今も試行錯誤中だそうで、今回の無料キッズルームを設置したのも、その一環ということでした。駐車場も3時間まで無料だし、お買い物をすればさらに最大3時間無料という八千代市民には嬉しい設定!

“お家で出来ない”お家遊びができるリトルツリーのキッズルーム。ママの息抜きも兼ねて、ビビットスクエアまで足を運んでみてはいかが??

ちなみに、八千代市内では「ホンダカーズ京葉 八千代緑が丘店」と「カーレッツプラス 八千代店」に設置されているそうですよ!

●ビビットスクエア南船橋 047-495-1515
千葉県船橋市浜町2-2-7(地図
営業時間/10:00〜21:00
駐車場/有り(3時間まで無料・買い物金額に応じて、さらに最大3時間無料)
ホームページ/http://www.vivitsquare.jp/

●レンタルキッズコーナー「Little TREE(リトルツリー)」
ホームページ/http://littletree-co.cocolog-nifty.com/blog/
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2007年09月18日

萱田地区公園(ゆりのき台)

八千代中央駅から魚次方面へ歩いて業務スーパーを右に曲がった先の道路右手にある大きな公園です。3月末頃には、公園沿いの道路は桜並木になり、園内にもお花見スポットが満載!
お弁当を作って準備!なんてことをしなくても、思い立った時に魚次で売ってる焼きイモだけ買って、お花見しながらもぐもぐ・・・なんてことも楽しいです。

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早朝から犬の散歩やジョギング、散歩などをする人をよく見かけますが、この公園は大きな池のまわりが“メビウスの輪”?と思うような感じでいつの間にか上だか下だかの遊歩道へ導かれる不思議なつくりになっていて(私だけ?)、散歩コースにするにも今日はこっち側!なんて変化が楽しめて面白いんです。
池の中をよーく眺めていると、カメがいたり、カモなどの野鳥が泳いでいたりして、さらに水辺の近くでせせらぎを聞いているだけで、何だかとっても癒されます。

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日差しがいよいよ強くなってくる6月〜9月頃は、池のある公園は涼しげで気持ちが良いもの。子供たちも、大きな池の隣りにある飛び石みたいな場所で、ちょっとした水遊びを楽しんだりしています。
まだ歩きはじめのなび息子を連れていったときは、落ちやしないかとかなりドキドキして後をついてまわったものでした。
大きな池は、もちろん立ち入り禁止です。遊歩道の中ほどに、滝?のように上から水が流れる場所があって、ちょっと興味を惹かれるスポットがあるんですが、子どもにも「ここは怖ーいかっぱが出るよ。」なんて言って行かないようにしてますが、くれぐれもご注意を。

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そんな“歩きまわるの大好き時期”なお子さんにオススメなのが、何もないだだっ広い多目的広場。細かい砂利が敷かれたグラウンドになっていて、ぶつかる場所もなく安心!
ときどきここで子供たちにサッカーを教えていたり、小学生の子供たちが自転車で走り回っていたりもするので、平日午前中の涼しい時間なら大きいお兄ちゃん、お姉ちゃんも、犬散歩の人も少なくておすすめ。

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幼稚園〜小学生くらいのお子さんには、プレイコーナーにアスレチックやすべり台、鉄棒などがあるので、ここでも楽しめそうです。
このプレイコーナーあたりは木が生い茂っていて、ゆりのき5丁目方面や駅方面などへ抜ける道がいくつか伸びています。初めて通るときにはちょっと方向感覚がなくなりますが、「あ!ここってあの道につながってたんだー!」なんて思いがけないショーットカットを発見して、ちょっと得した気分を味わえる方もいるかも。

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夏場は夕涼みに丁度良いんですが、水が近いせいかちょっと蚊が多くなってしまうのが難点。ベビーカーの方は虫よけをぶら下げて、子どもたちや自分にも虫よけスプレーをお忘れなく!

●萱田地区公園(ゆりのき台)
千葉県八千代市ゆりのき台3-8-1ほか(地図
【駐車場】有り/敷地内野球場側の管理棟隣りに数台、道路向かいの砂利駐車場
【有料施設】野球場(2面)、テニスコート(全天候型ハードコート・2面)
※料金や利用方法などの問い合わせは八千代市民体育館(047-485-7200)へ
【詳細情報】八千代市ホームページ内/http://www.city.yachiyo.chiba.jp/siyakusyo/kouen/kayada_chiku.html
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2007年09月15日

【八千代市の幼稚園】高津幼稚園

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運動会も近くなってきたこの日、高津幼稚園の駐車場からは先生の掛声と園児の元気な声が響き渡る園庭の様子がうかがえました。
八千代市役所から八千代台までを結ぶスーパーカスミのある通り沿いにあるのですが、細い道を入った先に門があるので思いのほか静かな立地です。道路側からは、絵が描かれている建物が印象的ですが、こちらは旧園舎だそうで、今はその奥に立派な新園舎があります。

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今日は10時から見学が出来るとのことでしたが・・・ちょっと遅れて10:15に園へと到着。「ちょうど漢字の特別保育を行っているところです。どうぞ!」と、3歳児クラスへとお邪魔しました。

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高津幼稚園では特別保育というカリキュラムがあり、絵画・音楽・知能・安全体育・パソコン・英語・石井式漢字が通常保育の中に組み込まれているそう。初めて目にする漢字の授業、一体どんな様子で子供たちは勉強しているのかしら?書き取りとかを学んでいるのかしら・・・?

と、思いきや、お行儀よく椅子に座る園児の前には、鉛筆もノートもありません。黒板に向かって、ひたすら先生のお話を聞いているのです。
「赤頭巾ちゃんは、“お婆さんの耳は、なんて大きいんでしょう!”と言いました。狼は“それは、赤頭巾ちゃんの声がよく聞こえるためさ。・・・」と、先生は絶妙な言い回しと、身振り手振り、加えて漢字の書かれた紙を、次々の黒板に貼り付けていくのです。
「赤頭巾」「お婆さん」「耳」「狼」・・・子供には難しいんじゃないか?と思うようなものまで含まれています。狩人がお腹をハサミでチョキチョキの「ハサミ」まで、「鋏」という紙を貼り付けながらお話をしている!!とっさに出されても、私、読めるかしら・・・。

赤頭巾ちゃんのお話が終わると、先ほどの漢字から6つほどチョイスして、黒板に並べます。そして子供たちに、これは?これは?と聞きながら読ませるのです。一人に指すわけではなく、みんなで声を出し合って、正解が出ると先生が「そうー!当たりー!!」と盛り上げます。さらに、ひとつを隠して「ここはなんだっけ?」、みんな机に伏せさせている間に漢字を2つ入れ替えて「何が変わってる?」、全部の紙を裏返しにして「ここはなんて書いてあった?“森”の下の字はなんだっけ?」などなど、読ませるだけではなく記憶を使ったことも織り交ぜていくのです。

それも、かなりテンポよく。

ええ??3〜4歳の子供たちでしょう??しかもすごーく集中していますし、声を出して夢中になって先生との対話を楽しんでいる様子。

そのあと、実際に赤頭巾ちゃんと絵本が一人一冊ずつ配られるんです。教室の後ろにいる私たち見学者にも配られましたが、読み仮名はふられていません。小学校低学年の教科書くらいの文字に、ダイナミックに描かれた赤頭巾のイラスト、それを「人差し指さんの準備はいいかなー?」と、文字を指で追いながら、みんなで朗読していきます。

数ページの絵本を読み終えると、「ではお外で遊びましょう!」と集中の糸がパチンと切られ、わー!!と子供たちは廊下へと出ていきました。イスはちゃんと机に入れて・・・。10分程度のことなんですが、内容は充実、子供は集中。こういう漢字の勉強の仕方なんだ!と、最初持っていた印象とあまりに違うので大変驚きました。

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ご覧になってみていかがでしたか?と、副園長先生。
「漢字を書かせたりすることはしないんです。目的は、本が好きになってもらえるようにすること。本嫌いのきっかけというのは、大抵読めない漢字がたくさん出てきてしまうからです。この時期のお子さんというのは、右脳を使うんですよ。だから、漢字もカタチ・イメージでとらえる。難しいと思える漢字のほうが特徴がありますから、逆に覚えやすいみたいですね。
この下駄箱やロッカー、靴に書く自分の名前も、すべて漢字で書いてあります。自分の名前が分からないんじゃないかとご心配されるお母さんもいらっしゃいますが、かえって漢字の方が覚えやすいようです。お父さん、お母さんが色々考えて心を込めて名付けた漢字です。同じ読み方でも、漢字にすると違っていたりしますよね。子供たちに朝出席をとるときには、紙に漢字でフルネームを書いたカードを見せながらお名前を言うんです。自分の名前だけではなく、お友達の漢字まですぐに覚えますよ。
ひらがなは結局記号です。3文字の名前だと、3つひらがなを覚えて初めて分かりますが、漢字なら一つで事を為します。虫の意味を指す漢字は虫がついていたり、日本語ならではのおもしろみが漢字には隠されています。無理やり書き取りさせて漢字を覚えさせるのではなく、子供の興味を引き出して、本を楽しく読めるように手助けをする。この特別保育は、子供の力を引き出すきっかけなんです。決して押しつけて単純に知識を覚え込ますものではないんですよ。」

クラスの名前も漢字、階段の窓にも「登ってはいけません」と、漢字で書かれています。この園の中には、本当にいろいろな漢字があふれているんです。

「教える先生もプロの方に出来るだけご協力をいただいています。先ほどの漢字も、石井式国語研究所のインストラクターの先生です。漢字がいまの時期にすらすらと記憶できるのと同じように、音に対しての感性も豊かな時期です。絶対音感というのは5歳までに養われるものだそうで、良い耳を育てる環境として園には3人の音大卒業者がおります。英語では、ネイティブスピーカーの外人講師が担当します。」

ほかにも、安全体育の授業として、鉄棒も頑張っているんですよ!と、年中さんクラスを見学させてくださいました。そこでは屋内用に鉄棒が準備され、子供たちが次々と逆上がりをしていました!!まだ出来ない子には無理をさせないそうですが、日々繰り返される練習の機会によって、自然と身についていくんだとか。

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「外にはもっと高い鉄棒もあります。そこからは、わざと登らせてからジャンプして降りる練習もさせるんです。降りるときには、転がって降りるようにさせています。着地で前転をさせるというのは、跳び箱のときもそうです。小学生や、最近は大人でもでんぐり返りが出来ないケースがあるようですが、すべてけがをしないための練習なんです。けがをしそうな遊具は最近公園からどんどん姿を消していますが、昔は木登りをしたり、高いところからジャンプして降りたりする経験を自然と積んで、けがをしない準備を自然と幼児期に整えていたはずなんです。それが今はなかなか経験できない環境になってしまっています。特別保育の「安全体育」は、そういうことを補完する意味で取り入れているんですよ。
といっても、逆上がりが出来ないからと言って、しかったりとか、無理にさせたりとかいうことはしません。子供が自ら得ていく過程をフォローしているんです。」

全部で7種類もの特別保育を用意していらっしゃいますが、それらをずっと詰め込み授業で行うわけではないそう。むしろ外遊びの方が多いとおっしゃいます。
「子供が集中できる時間は限られていますし、天気が悪くなければ外遊びをどんどんさせていますよ!“高津は値段が高い!”というイメージがあるようですが、結局良い人材を揃えて質の良い経験をさせてあげたいということによる人件費がかかってしまうんです。」

でも・・・月の保育料は19,000円。その特別保育にかかる金額というのは月7,000円〜7,500円です。他の私立幼稚園に比べても特別高い!という印象もないですし、これだけの経験を別で習い事に代えると、とてもこの値段では済みません。噂というか、口コミでは「値段が高い!」とか「教育熱心」ということを耳にしたことがあったんですが、そういうことからイメージしていたものと、先生のお話からの印象とは随分違うような気がしました。むしろ、しっかりした理念や教育方針があって、きちんと指導することの裏に理由づけがなされていて、単に人気があるからとむやみに特別なことをやらせているということが感じられないので、とても安心して子供の可能性を伸ばしてもらえそうな気がしました。
家庭では出来なかったり、やろうとしても金銭的に現実的ではないことを、しっかり園で補完してもらえそうという印象です。

やっぱり、実際に見学するっていうのはすごーく大事かも。

ちなみに、日が決められた説明会の場合、大勢の方が集まってマイクで説明をして、細かい話や様子まで聞く機会というのはあまりなさそうなので、こうやって普段の日に伺うのがオススメだとか。

【高津幼稚園 参考詳細情報】※平成19年9月時点

●入園までに必要な経費
※あくまで現時点での参考金額です。諸経費は変更する場合もあるので、必ず詳細は園へお問い合わせください。
(入園時)
@満3歳児:申込料/5,000円、入園料/130,000円
A3歳児(年少):申込料/5,000円、入園料/100,000円
B4歳児(年中):申込料/5,000円、入園料/80,000円
C5歳児(年長):申込料/5,000円、入園料/40,000円

(入園後)
@満3歳児:保育料/19,000円、特別保育料/7,000円、バス代(利用者)/3,675円
A3歳児(年少):保育料/19,000円、特別保育料/7,000円、バス代(利用者)/3,675円
B4歳児(年中):保育料/18,000円、特別保育料/7,500円、バス代(利用者)/3,675円
C5歳児(年長):保育料/18,000円、特別保育料/7,500円、バス代(利用者)/3,675円


※保育料プラス特別保育料の金額が、一般的な幼稚園の月額保育料にあたります。特別保育料とは、紹介文内にも書いた漢字や英語、体育などの保育に対しての保育料になります。
※行事費/18,900円程度(2月中旬に納入/運動会、お遊戯会、音楽会、卒園式などの費用)
※消耗費/25,200円程度<※この金額はH18年度>(6月納入。価格は4月に決定)
※この他、雑費として本代・給食代・飲み物代、道具代としてワーク類・楽器・ハサミ・粘土などは実費を徴収。


●兄弟組への減免措置
・同時に2人以上のお子様が入園される場合、上のお子様の入園料を半額に減免。
・同時に2人以上のお子様が在籍される場合、下のお子様の特別保育料を全額減免。
※希望する場合は必ず事務まで減免措置を申し出る必要有り(申込が無い場合は措置されません)。

●給食について
月・水・金は給食、火・木はお弁当があるそうです。給食はアレルギー体質のお子さんにも配慮された内容で、保護者会役員が主催する試食会もあるそう。
(価格)
給食1食/275円
※このほか、牛乳は毎日(年少30円、年中30円、年長60円プラス消費税)がかかります。
※アレルギー体質で牛乳が飲めないお子さんは先生に要相談。


●園バスについて

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入園願書の中に入っている用紙に希望を記載。バスの運行上可能な限り、希望の場所に送迎してもらえるとのことです。
(価格)
バス代1人/3,675円(1ヶ月)
※携帯電話をお持ちの方は、事前に登録しておくと2つ前の停留所にバスが到着するとメールが届くという便利なサービスがあるそうです。

●オムツはずれについて
オムツをして通園しているお子さんもいらっしゃるそうなので、ご安心を・・・とのことです。

●預かり保育について
預かり保育「キッズ・スクール」は、お仕事をされているママ、兄弟の通院、急なアクシデント時など、幅広い理由で利用できるシステム。クラスも学年も異なる子供たちが、一緒に遊べる交流の場にもなっているそうです。
(時間・費用)
早朝/7:30〜8:30、延長/15:00〜18:30
【1回】〜17:00/600円、〜18:30/1,000円
【1ヶ月・〜17:00】6,000円
【1ヶ月・〜18:30】8,000円
※おやつは持参or園で購入のどちらでも可。購入の場合、1回150円。
※キッズ・スクール利用者用の延長バス有り。1回150円。
※春・夏・冬の長期休暇中の利用も可(お盆・年末年始は除く)。
※卒園生(小学生)の預かりも可。


●課外教室について
@体操教室(月4回)・絵画教室(月4回)
A絵画教室(月4回)・ダンス教室(月4回)
Bピアノ個人レッスン(月4回)・漢字教室(月4回)・英語教室(月4回)

●幼稚園行事のお手伝いについて
行事が多い園ですが、各行事で保護者も簡単な手伝いをするそうです。基本的に年間通してどれか一つを担当するよう。ただ、仕事を持っているママは、仕事が休みの日に開催する行事を手伝うなど、休暇をとってまで・・・ということは無いようです。
保護者会役員は、各行事の手伝い・広報誌作成・給食試食会や手作り品講習会開催など・資源物資回収などの活動を、分担して行うとのことですが、強制ではないのでご安心を!とのことでした。
※「役員としての活動、行事のお手伝い、どれも子供たちの日頃の様子を目にすることができ、さらにママの交流の場として楽しい!」という在園ママの感想がありました。

●クラス分けについて
今回見学した際には、年少さんの場合、保育園の経験があったり、プレ保育に参加していたりと既に集団生活に慣れている子供たちを集めたクラス、また、生まれ月を配慮するなどしたクラス分けを行っていました。年中さんも、年少さんクラスからの上がりのクラスと、年中さんから入園された子供たちとで分けるなど、子供に無理のないよう配慮されていました。

※情報はあくまで園を見学した一部で、すべてではありません。子供やママの考える方向性によってメリット・デメリットに思うポイントも異なりますし、ぜひ興味のある園は直接見学に行ってみてくださいね。

●高津幼稚園(たかつようちえん) 047-485-1809
千葉県八千代市高津1516(地図
八千代ナビ!幼稚園一覧での紹介欄はこちら
posted by やちなび子 at 00:00| Comment(1) | 八千代の街並み | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする